以前の記事「続M-DISC耐久テスト」にて「M-DISCは記録面の保護という点ではどちらかと言えばCD-Rの構造に近いようで、CDとDVDの中間程度の強度しかなさそうです。」とかいう記事を書いていましたが、粉末紅茶MUTOさんからのコメントをいただきましたので、再度M-DISC破壊して確認してみました。
結果としては、以下の写真のように(少し見にくいですが)レーベル・保護層・記録層・保護層の構造になってました。(保護層は固めの樹脂でしたから、ポリカですかね・・)
ちなみに確認したディスクは、RIDATA社のものと三菱化成(Verbatim)の両社です。
ついでに25GのBlue-ray M-Disc(三菱Verbatim)も破壊確認、こちらは、記録面側の保護層は柔らかなビニールみたいな素材の保護層になってました。
そうすると、以前の記事で「火膨れみたいになって所々記録面が剥がれ・・・」とかいうのも読み取りエラーとは関係ないかもしれないので、確認のため、Opti Drive Controlで作成したテスト用ディスクのレーベル面をカッターで削り落とした状態で読み取りのテストを行ってみました。
こんな感じでレーベル面を削りおとします。
削り落とすと、向こう側が、すけてみえる状態になりました。(ホントに大丈夫なんやろか?)
見事にエラーなしでOKの結果となりました。ちなみに今回のテストではM-Disc(三菱Verbatim)を使いました。
ちゅうことは、以前のテスト時のエラーはレーベル部分の火ぶくれ剥がれとは無関係ちゅうことになりますね。
はて、なんでっしゃろ・・・保護層の樹脂部の劣化でっしゃろか・・・
まぁ、そんな訳で、折をみてまたテストしてみます。今度は知り合いにディスクを研磨する機械(何だか高そうなの)を持ってるやつがいるんで、読み取りエラーになった時点で研磨してもらって再確認してみます。
[…] M-DISC構造の確認 […]