2ヶ月前のCD DVD M-DISC 耐久テストの続きです。
8ヶ月経過後のテストです。 CD DVD は前回のテストで脱落したので、残るは、M-DISCのみの確認になります。
鳥の糞みたいのが付着してたので、軽くクリーニングします。
Opti Drive Control で書き込んだ内容の照合を行おうと、ドライブに挿入するも、メディアを認識せず、この時点で駄目でした。
まだ汚れが残っているのかとM-DISCを取り出してよく見ると、火膨れみたいになって所々記録面が剥がれてしまってました。
軽く爪でこすってみると、簡単に剥離が広がります。
結果として、6ヶ月後のテストではOKでしたが、その後いつまで耐えたのかは判らない結果となりました。西日と雨風にさらされた環境だったので厳しいと言えば厳しい環境でのテストだったのですが、本当に1000年持つのと言えば疑問の残る結果でした。
CD-Rの場合 レーベル・反射層・記録層・保護層の構造ですが、DVDーRの場合、レーベル・保護層・反射層・記録層・保護層となっており、反射層・記録層が保護層に挟まれる形で物理的に保護されてますが、M-DISCは記録面の保護という点ではどちらかと言えばCD-Rの構造に近いようで、CDとDVDの中間程度の強度しかなさそうです。このあたりが改善されれば、より耐久性が増すような気がします。 (2017/03/04追記 確認結果、レーベル・保護層・記録層・保護層構造のようです)
興味深い実験ありがとうございます。
こちらのM-DISCはVerbatim(三菱化学メディア)のものでしょうか?
M-DISCで検索などをすると、M-DISCもポリカ保護層にデータ層をサンドイッチされた構造になっています。
ttps://www.engadget.com/2011/08/15/m-disc-holds-your-data-forever-we-go-hands-on-for-a-few-minut/
また、日本では茹でた実験の結果を上げられているページなどがありました(結果は読めなかった)
(M-DISC 茹でてみたで検索するとヒットすると思います)
しかし海外では、より困難と思われる実験をパスしているようです
http://m-disc.blogspot.jp/
もしかすると、日本で流通しているM-DISCは品質が良くないのではないでしょうか?
素人考えでは親水性の高いプリンタブルは長期保存向きじゃないと思っていますが、日本国内流通はプリンタブルのみで首を傾げています
※メールアドレスは強制入力だったために入れただけの捨てアドです。悪しからず・・・
コメントありがとうございます
テストに使用したのはMillenniata製(台湾製?)のDVD+R:MILLENIA-001-001での実験でした。
DVDとCDは今はなき、太陽誘電製のものです。
つい先ごろ、三菱製のM-DISCを手に入れていますので、今年もう一回テストしてみようと思います。
[…] 以前の記事「続M-DISC耐久テスト」にて「M-DISCは記録面の保護という点ではどちらかと言えばCD-Rの構造に近いようで、CDとDVDの中間程度の強度しかなさそうです。」とかいう記事を書いて […]